おすすめの猫のトイレ環境、作り方について解説!

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猫を飼うにあたって、かなり重要な項目がトイレではないでしょうか?

ネコちゃんがお気に入りのトイレを作れるか作れないかで、室内飼いの快適さは大きく変わってきます。

このページでは、ネコちゃんもあなたも快適に過ごすためのトイレの作り方、環境整備、トイレの選び方などについてレクチャーしています。

「正しいトイレの作り方がわからない」
「飼い猫がトイレで用を足してくれない」

など、トイレでお悩みの場合は、少しでもヒントになれば幸いです。


猫のトイレ環境 失敗しない5つのポイント

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清潔に保つ

猫はとてもキレイ好きなので、汚いトイレを使うことはしません。

不潔なままにしておくと、排泄を我慢したり別の場所で排泄をしてしまうため、常に清潔に保つようにしましょう。

ネコちゃんがおしっこまたはうんちをしたら、その周辺を砂ごと取り除きます。取り除いた分新しい猫砂を補充し、平らにならしておきます。

面倒でも、排泄ごとに行うことで、常に綺麗な状態を保つことができます。
排泄ごとが難しい場合は、朝晩の1日2回は必ず掃除をするようにしましょう。

また、容器が汚れてきたら、除菌シートなどで拭いて綺麗にするのも大切です。
月1くらいのペースで猫砂は全交換し、容器は水洗いして清潔にしておくと、ネコちゃんも喜びます。

設置場所に気配りする

トイレを置く場所は、騒がしくない静かな場所にしましょう。
この辺は人間と同じですよね。

部屋の出入り口やテレビの近くなどは避け、部屋の隅がいいと思います。

また、食事場所からも離れたところに設置するようにしましょう。

トイレの大きさ・デザイン

住まいの広さにもよりますが、体長の1.5倍くらいの広さのトイレ容器を用意したいところです。

容器が小さいと、不満を感じたネコちゃんは用を足してくれない可能性があります。

デザインもいろいろなものがあります。
オーソドックスな箱型タイプはもちろん、屋根付きのもの、上部に入り口があるものなど、さまざまです。

手間が減るシステムトイレや全自動トイレもあったりします。
システムトイレは、おしっこのたびに砂を取り替える必要がないのが楽ですね(うんちは取り除く必要があります)。
全自動トイレはとても高価です。

全て試すのは無理ですが、ネコちゃんが気に入るかどうか飼い主にとってはハラハラしますね。

トイレの数

スペースの問題もあるので通常トイレは一つですが、余裕があれば複数置いてみるのもアリです。

特に日頃忙しく、トイレのメンテナンスをするのが難しいという場合は、複数設置することでトイレが汚れる頻度を軽減することができます。

多頭飼いの場合は、最低でも猫の数分のトイレは用意するようにしましょう。理想は猫の数プラス1です。

トイレの数が足りないと、性格のおとなしい猫やヒエラルキーの低い猫が、トイレを我慢して膀胱炎などのトラブルを招く恐れがあるので注意が必要です。

猫砂の選び方

一口に猫砂といっても、いろいろな種類がありますね。
材料が鉱物系、紙製、木製、食品系、シリカゲル系などがあり、それぞれに特徴があります。

  • 鉱物系・・・猫が穴掘りしやすい。重量がある。
  • 紙製・・・軽い。反面散らばりやすい。
  • 木製・・・木なので猫にとって自然。散らばりやすい。
  • 食品系・・・おからやお茶を使ったものがあり、誤って口に入れても安心。
  • シリカゲル系・・・吸収性、消臭力に優れている。
  • システムトイレ専用・・・約1週間使用できる。

どの猫砂がいいかは、最終的にはネコちゃんに聞いてみるしかありません。
嫌いなタイプの猫砂だと、トイレを使ってくれないこともあるので、根気強く試していく必要があります。


愛猫の健康チェックをしよう

人間同様、おしっこやうんちは猫の健康のバロメータにもなります。

特に猫は、膀胱炎や尿石症など泌尿器系の病気にかかりやすいため、常に気を配ってあげる必要があるんですね。

以下に該当する項目がある場合は、何らかの病気になっている可能性があります。
万が一のことを考え、かかりつけの動物病院で相談してみましょう。

 

こんな症状がないか、気をつけてほしいニャ!

猫の様子は?

  • いつもより座っている時間が長い
  • 排泄中、苦しそうに鳴き声を上げる
  • トイレの回数が多い
  • トイレの回数が少ない
  • 便秘が続いている
  • 1日1回もおしっこをしない

おしっこ・うんちの状態は?

  • 血が混じっている
  • いつもと色が異なる
  • 量が少ない
  • 便がゆるい(下痢)
  • いつもと臭いが異なる